〇 切創・挫創・擦過創等に対し、現場での処置が予後に大きな影響を与える。
〇 治療の原則は、感染を予防し、拘縮・変形などの後遺症をきたさないための、迅速な創治癒の獲得である。 |
| 3つの基本的事項 |
| @ |
水道水でよく洗う:一般の生活範囲内の環境では、水道水が一番清潔である。開放創に水道水を強く出し、砂や石、異物などをしっかり流す。 |
| A |
軟膏などは塗らない:創に軟膏を塗るのは好ましくない。化膿止めの軟膏では、化膿は予防できず、かえって後の治癒の邪魔になる。 |
| B |
ガーゼを当てて圧迫包帯をする:ガーゼかタオルで創をおおい、圧迫止血をする。動脈創傷でも圧迫によって止血は十分可能である。創の中枢部をタオルなどで強くしばっても止血効果はほとんどない。 |